民泊遺体、米国籍の男に懲役8年 神戸地裁判決

 大阪と京都の民泊施設や山中で昨年2月、兵庫県三田市の女性会社員=当時(27)=の切断遺体が見つかった事件で、傷害致死と死体損壊・遺棄の罪に問われた米国籍のバイラクタル・エフゲニー・バシリエビチ被告(27)の裁判員裁判で、神戸地裁(川上宏裁判長)は22日、懲役8年(求刑懲役13年)の判決を言い渡した。

 判決によると、昨年2月16日未明、大阪市東成区の民泊施設のマンションで女性の首を圧迫して窒息死させ、同日以降に菜切り包丁などで遺体を切断。京都市山科区と大阪府島本町の竹やぶやトンネルに手脚と胴体を、大阪市西成区の民泊に頭部を放置した。


  • LINEで送る