仏経済相、週内にルノー取締役会 連合議論急がず

 【パリ共同】フランスのルメール経済・財務相は21日、パリで記者会見し、自動車大手ルノーがカルロス・ゴーン被告を会長兼最高経営責任者(CEO)の職から解き、新経営体制を決める取締役会について「週内に開かれる見通しだ」と述べた。

 またルノーの筆頭株主であるフランス政府がルノーと企業連合を組む日産自動車との経営統合を日本政府に要求したとされる問題を巡り「私たちの優先事項はルノーに安定的で永続的な新経営体制を発足させることだ。一歩一歩前へ進み、物事を急いで進めない方が良い」と語った。


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