「食品ロス」削減を国民運動に 超党派議連が法案骨子まとめる

 食べ物が無駄に捨てられる「食品ロス」の削減を目指す超党派の議員連盟(会長・山東昭子元参院副議長)が、食品の生産から消費に至る段階で生じる食品ロスを減らすための法案の骨子をまとめた。食品ロス削減への取り組みを、国民がそれぞれの立場で参加する「国民運動」と定義。国や地方自治体、事業者の責務だと位置付けた。28日召集の通常国会に提出し、成立させたい考えだ。関係者が21日明らかにした。

 議連によると、日本国内の食品ロスは年間600万トン以上とされる。


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