埼玉・春日部共栄高野球部で体罰 甲子園7回の強豪

 私立春日部共栄高(埼玉県春日部市)は20日、昨年4月に野球部の本多利治監督(61)が、練習試合中に部員を平手打ちにするなどの体罰があったと明らかにした。同校は春夏合わせて甲子園7回出場の強豪。

 同校によると、本多監督は昨年4月1日と3日、練習試合で見逃し三振をした当時の2年生と3年生計3人に平手打ちをしたり、蹴ったりした。既に部員や保護者に謝罪し、現在は指導を自粛している。

 同校野球部は昨年の秋季関東大会で準優勝しており、春の選抜高校野球大会出場が有力視されている。同校は県高野連を通じて日本高野連にも報告した。


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