2019年1月20日 08:44 | 無料公開
検証が進むパイプライン爆発の現場=19日、メキシコ中部イダルゴ州トラウエリルパン(ロイター=共同)
【ロサンゼルス共同】メキシコ中部イダルゴ州トラウエリルパンで18日起きた、ガソリンの窃盗中の引火とみられるパイプラインの爆発で、地元州知事は19日、死者が71人となったと述べた。地元メディアに明らかにした。70人以上が行方不明で、負傷した75人以上の中には重体の人も多く、犠牲者数がさらに増える恐れがある。
ロペスオブラドール大統領は19日の記者会見で、遺族にお悔やみの言葉を述べる一方で「犯罪組織のガソリン盗難への取り締まりが必要だ」として、理解を求めた。
メキシコでは近年、ガソリンなど燃料を巡る組織的な盗難が続いている。