ペースメーカーを自主回収 1158台、不具合の恐れ

 東京都は18日、米国製の植え込み型心臓ペースメーカーに不具合が発生する恐れがあるとして、港区の「日本メドトロニック」が輸入した1158台を、同社が自主回収すると発表した。

 都によると、販売名「メドトロニック Adapta DR」など3種類で、特定の条件が重なった時に正常に作動しない可能性があり、失神や重い健康被害を引き起こす可能性があるという。国内では健康被害の報告はない。

 出荷時期は2017年7月28日から今月7日までで、病院など全国の526施設に納入された。


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