ジオパーク6地域を再認定 立山黒部、天草は条件付き

 有識者でつくる日本ジオパーク委員会は18日、都内で会合を開き、貴重な地形や地質が残る自然公園「日本ジオパーク」のうち6地域の定期審査を実施した。八峰白神(秋田)など4地域を再認定、立山黒部(富山)と天草(熊本)の2地域を条件付きで再認定した。条件付きの2地域は2年後に再審査を受け、課題が改善されていなければ認定を取り消される。

 再認定は八峰白神のほか苗場山麓(新潟、長野)、南紀熊野(和歌山、奈良)、霧島(宮崎、鹿児島)。八峰白神は2016年の定期審査で条件付き再認定となったが、保全手法の課題などが改善されたと判断した。


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