コロンビアで爆発、9人死亡 首都ボゴタの警察学校

17日、爆発が起きたコロンビア・ボゴタの警察学校の入り口で警備する警察官ら(AP=共同)

 【サンパウロ共同】南米コロンビアからの報道によると、首都ボゴタの警察学校で17日、爆弾を積んだ車が爆発し、容疑者の男を含む少なくとも9人が死亡、54人がけがをした。背景は不明。2016年に政府と左翼ゲリラによる内戦が事実上終結したコロンビアでは最近、爆弾テロなどの発生件数は減少していた。

 男は警察学校の入り口に車で乗り付けたが、爆発物探知犬が反応したため警備要員が制止。男は車を急発進させて敷地内を約200メートル暴走し、女子寮の近くで爆発したという。遠隔操作だったのか時限式だったのか、警察が捜査している。


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