NY株、1カ月ぶり高値 金融主導で141ドル高

ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=16日(UPI=共同)

 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比141・57ドル高の2万4207・16ドルと昨年12月中旬以来約1カ月ぶりの高値で取引を終えた。米金融大手の四半期決算を好感し、買いが優勢となった。

 ゴールドマン・サックスとバンク・オブ・アメリカが朝方発表した2018年10〜12月期決算の内容が市場予想を上回り、投資家の心理が改善した。ゴールドマンが前日から10%近く上昇。業績への期待感から同業のJPモルガン・チェースにも買いが波及した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は10・86ポイント高の7034・69。


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