地上イージス、説明し不安払拭を 配備候補地の調査で菅氏

 菅義偉官房長官は16日の記者会見で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備候補地で実施するレーダーの電波影響調査の結果について、地元への説明を尽くし、不安払拭に努める考えを示した。「イージス・アショアのレーダーが使う電波の安全性について理解いただけるよう、丁寧に説明していきたい」と述べた。

 防衛省は配備候補地の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)と、むつみ演習場(山口県萩市、阿武町)で3月末までに調査を実施する方向で調整している。菅氏は「地元から実際に電波を照射して調査してほしいと要望があり、防衛省で検討している」とした。


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