2019年1月16日 08:50 | 無料公開
記者団の取材に応じるトヨタ自動車のジェームス・レンツ執行役員=15日、米デトロイト(共同)
【デトロイト共同】トヨタ自動車で北米事業を担当するジェームス・レンツ執行役員は15日、2019年のトヨタの米新車販売台数が前年比2%減の237万台程度になるとの見通しを明らかにした。減少は4年連続になる。米デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで記者団の取材に応じた。
レンツ氏は米業界全体の販売も前年から減少し、1660万〜1680万台になると予想。米自動車専門メディア、オートモーティブ・ニュースによると、18年は1733万台だった。レンツ氏は米国の減税効果の縮小や鉄鋼とアルミニウムの輸入制限措置による原材料費上昇、金利上昇を販売減少の理由に挙げた。