米政府、銃連射装置を禁止 連邦規則を改正

連射を可能にするバンプ・ストックが取り付けられ、米ユタ州で販売されている半自動の銃=2017年10月(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米政権は、半自動小銃に取り付けて連射を可能にする特殊装置「バンプ・ストック」を禁止するよう連邦規則を改正した。ウィテカー司法長官代行が18日、声明を発表した。犠牲者を増やす目的で銃乱射犯が使用することが問題視されていた。

 トランプ大統領は銃所有の権利を擁護しているが、フロリダ州の高校で2月に起きた銃乱射事件後、バンプ・ストックを含めた一定の規制が必要だとの考えを示していた。銃規制団体ブレイディ・キャンペーンは「トランプ政権がやっと米国民を破壊的な装置から守るため行動した」と評価した。


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