本田選手に人権団体が懸念伝える カンボジア・サッカー協会絡み

 【プノンペン共同】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは18日までに、サッカー元日本代表の本田圭佑選手に対し、重大な人権侵害に関わった疑いがある人物の下でカンボジア代表の実質的な監督を務めていることに懸念を伝える書簡を送ったと発表した。

 書簡は3日付で、問題視された人物はカンボジア・サッカー協会のサオ・ソカ会長。同団体はサオ・ソカ氏について、強権的な支配を続けるフン・セン首相の側近で、軍や治安機関の高官を務め、拷問や不法逮捕、政治活動の弾圧などに関わった疑いがあるとしている。


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