FBI前長官が共和党を非難 「真実を語るべきだ」

 【ワシントン共同】米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官は17日、大統領選へのロシア介入疑惑やクリントン元国務長官のメール問題の捜査について、共和党の下院議員らに非公開で証言した。コミー氏は証言後、記者団に対し、トランプ大統領と共和党議員が虚偽の主張を繰り返してFBIを攻撃していると非難し「共和党は真実を語るべきだ」と訴えた。

 共和党はトランプ氏の主張に沿い、コミー氏が2016年の大統領選中にメール問題で民主党候補クリントン氏の訴追を求めないと表明したのは、トランプ氏に反対する政治信条から偏向した捜査を行っていたためだなどと追及している。


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