タリバンが米国代表と会談 UAEで、7月以降に4度目

 【イスラマバード共同】アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは17日、アラブ首長国連邦(UAE)で米国代表と会談した。ロイター通信が伝えた。7月以降、タリバンと米国の接触は少なくとも4度目。会談は19日ごろまで続くとみられ、UAEやパキスタン、サウジアラビアも参加してアフガン戦争の終結について議論する予定。

 会談開始前にタリバンの報道担当者は「今回の会談でアフガン政府と直接接触することはない」と強調。アフガン政府関係者は16日、UAEで米国やサウジの代表と協議した。

 3回の接触はカタールで実現したが、カタールと敵対するサウジの参加により開催地を移した。


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