法相、新任検事69人に辞令交付 「初心の魂忘れずに」

新任検事に辞令を交付する山下法相(左)=17日午前、法務省

 司法修習を終えた新任検事69人が17日、東京・霞が関の法務省で山下貴司法相から辞令を受け取った。任官は13日付。女性が21人で平均年齢は27・2歳。最年長は38歳、最年少は24歳だった。

 検事出身の山下氏は「先輩としても心から歓迎する。一人一人が初心の検察魂を忘れずに、国民から信頼される検事に大成してほしい」と訓示した。

 法務省によると、出身法科大学院は東大と慶応大が最多の各8人で、京大と中央大が各6人、大阪大と早稲田大が各5人と続いた。法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる予備試験の通過者は13人。


  • LINEで送る