東証、午前終値は2万1536円 反発、値ごろ感の銘柄買い戻し

東京証券取引所=東京都中央区日本橋兜町

 週明け17日午前の東京株式市場は、前週末に大幅安となった反動で値ごろ感のある銘柄の買い戻しが優勢となり、日経平均株価(225種)は反発した。世界経済への先行き不安から売りも目立った。

 午前終値は、前週末終値比162円02銭高の2万1536円85銭。東証株価指数(TOPIX)は6・29ポイント高の1598・45。

 中国が来年1月から3カ月間、米国車への輸入関税を現行の40%から15%に引き下げると発表し、米中貿易摩擦への過度な緊張感が和らいだ。

 半面、中国や欧州の経済指標が低水準で景気減速懸念が広がった。


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