2018年12月14日 19:23 | 無料公開
日本原子力研究開発機構は14日、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、廃炉作業中に性能を維持する必要がある原子炉など12施設の定期検査を15日から始めると発表した。来年7月27日までの予定。
機構によると、今年3月末に廃炉計画が認可され、廃炉作業に入って以降、初めての定検となる。原子炉の冷却設備や放射線監視施設などの性能を、計35項目にわたり確認する。
また機構は14日、燃料出入機の警報で9日から中断していた使用済み核燃料の取り出し作業を再開したと発表した。