東証、午前終値2万1439円 米中摩擦で国内経済懸念

 14日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に反落した。米中貿易摩擦や中国の景気鈍化が国内経済に及ぼす悪影響が懸念され、下げ幅は一時400円を超えた。中国国家統計局が14日午前に発表した主要経済統計がさえない結果となり、売り注文が加速する場面があった。

 午前終値は前日終値比377円03銭安の2万1439円16銭。東証株価指数(TOPIX)は22・51ポイント安の1594・14。

 平均株価は13日までの2営業日の上げ幅が計660円超に達しており、反動で当面の利益を確定する売りが膨らんだ。


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