ノーベル賞の本庶氏帰国へ 一連の行事終了

帰国のため、滞在先のホテルを出発する本庶佑・京都大特別教授。右奥は妻の滋子さん=13日、ストックホルム(共同)

 【ストックホルム共同】2018年のノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑・京都大特別教授は13日、授賞式など一連の行事を終えて滞在先のホテルを出発。帰国後の日本時間14日午前に記者会見する。

 本庶氏は5日にストックホルム入り。公式記者会見や記念講演を経て、10日の授賞式でスウェーデン国王からメダルを授与された。直後の晩さん会では「地球上の全ての人に(がん免疫療法が)広く行き渡ることを切に願う」とスピーチも。

 がんを克服した人たちとの面会や、ストックホルムにあるカロリンスカ研究所の若手研究者との交流など、精力的にイベントに出席した。


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