護衛艦の空母化へ確認文書を協議 与党WT、防衛大綱巡り

 自民、公明両党は13日、新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」と次期中期防衛力整備計画(中期防)を巡るワーキングチーム(WT)の会合を国会内で開いた。海上自衛隊の護衛艦「いずも」改修による事実上の空母化の推進へ与党間で確認文書の内容を協議。合意する見通しだ。

 文書について、保有が許されない「攻撃型空母」に当たり、専守防衛から逸脱するとの批判を踏まえ「攻撃型に当たらないのは明白」と強調。「国際情勢や科学技術に鑑みれば憲法上、保有を禁じられない」と正当性を主張する方針だ。


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