MRJ向け新型エンジン組立完了 愛知の工場、燃費性能高める

「MRJ」に搭載予定の新型エンジン=愛知県小牧市(三菱重工業提供)

 三菱重工業は13日、国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」に搭載される新型エンジンについて、日本での組み立てを完了したと発表した。今後、米連邦航空局(FAA)の承認を取得し、量産化に向けた準備を進める考えだ。

 新型エンジンは米国企業が開発し、三菱重工航空エンジン(愛知県小牧市)の工場で組み立てた。独自の技術を採用し、燃費性能を高めたという。MRJは安全性向上のための設計変更などで納期を5度延期し、初納入は2020年半ばとしている。


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