「ねんきん定期便」読みやすく 来年4月から字拡大

「国民起点プロジェクトチーム」の会合で、ねんきん定期便の改善点について説明する自民党の小泉進次郎厚労部会長(右)=11日午後、東京・永田町の党本部

 個人の年金額などを毎年通知する「ねんきん定期便」の見直しを進めていた自民党厚生労働部会(小泉進次郎部会長)の下部組織「国民起点プロジェクトチーム」は11日、改善案を決定し、公表した。文字数を半減させて字を大きくしたほか、新たに制度の説明を加えて分かりやすくするなどの工夫をした。来年4月の発送分から刷新する。

 ねんきん定期便は、加入期間や将来受け取れる年金の見込み額などを、加入者の誕生月に知らせるはがき。これまで「読みにくい」との批判があった。

 そこで今回、将来受け取れる年金の見込み額をグラフにし、見やすくした。


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