韓国、米軍駐留費負担で最終交渉 大幅増額に懸念

 【ソウル共同】来年以降の在韓米軍駐留費負担を話し合う米韓高官協議が11日、ソウルで始まった。駐留費負担に関する特別協定が今月末に期限を迎えるため、今回が最終交渉の位置付けとなる。韓国側は大幅な負担増を懸念しており、13日までの協議期間中に妥結できるかどうかが焦点だ。

 聯合ニュースによると、米韓は今年3月からこれまで9回にわたり協議してきたが、負担金額や期間など主要な争点で意見が対立したままだという。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは今月7日、韓国側が負担してきた年約8億3千万ドル(約940億円)について、米大統領が来年以降は倍増を求めていると報じた。


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