大阪府、万博推進で第1回会議 25年「世界中を驚かせたい」

万博の予定地、夢洲。奥は大阪市街

 大阪府は11日、2025年国際博覧会(万博)の大阪開催に向けた態勢強化の一環として、松井一郎知事がトップを務める「万博推進本部」を設置し、第1回会議を府庁で開いた。松井氏は開催準備の始動に当たり「1970年の万博を超える、世界中を驚かせる万博を実現したい」と意欲を述べた。

 「誘致推進本部」からの改組で、各部局の長や大阪府警本部長らで構成。万博の運営主体となり、年内にも設置される見込みの官民組織「2025年日本国際博覧会協会」(仮称)との連絡、調整も担当する。今後、パビリオン出展や参加国の来賓応対についての専門部会を設けることも検討する。


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