2018年11月21日 19:13 | 無料公開
【フランクフルト共同】経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）は２１日、経済見通しを発表した。２０１９年と２０年の世界全体の実質経済成長率をそれぞれ３・５％と予測し、１８年推計の３・７％から縮小すると見込んだ。米中貿易摩擦の中、経済成長は力強いとする一方で「ピークに達した」と分析した。
多くの新興国が資本流出や通貨安に見舞われる一方で、貿易摩擦を背景に投資などの減速を指摘。景気後退リスクは数多く存在し、政策立案者は持続的な成長に向け「注意深く経済のかじ取りをしなければならない」と強調した。
日本の国内総生産（ＧＤＰ）成長率は１８年を０・９％、１９年を１・０％と予測。
