2018年11月21日 18:39 | 無料公開
和歌山県産の柿をアピールするJA紀北かわかみの木村恵一専務(左)ら=21日、シドニー(共同)
【シドニー共同】日本貿易振興機構(ジェトロ)シドニー事務所は21日、検疫条件が緩和され、オーストラリアへの輸出が可能になった日本の生柿の魅力をアピールしようと、最大産地和歌山県から関係者を招き、レストラン業者らを対象としたイベントをシドニーで開いた。
JA紀北かわかみ(和歌山県橋本市)の木村恵一専務は「和歌山は気候や地形、土壌が柿の栽培に適しており、ほどよい甘さの柿ができる」と説明。「オーストラリア向けの基準で選ばれた農園から輸出するので安心して皮ごと食べてもらえる」と売り込んだ。
会場では、柿を使ったドリンクやプリンなどのスイーツも振る舞われた。