上野のシャンシャン午後も独りに 母親シンシンと別居時間拡大

木に登るジャイアントパンダのシャンシャン=19日、東京・上野動物園(東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)は20日、ジャイアントパンダの子ども、シャンシャン(香香、雌)の独り立ち準備が順調に進んでいるとして、母親シンシンと離れて暮らす時間をこれまでの午前から、午後にも拡大したと明らかにした。

 ジャイアントパンダは野生だと1歳半〜2歳で親離れするため、12月に1歳半になるシャンシャンも今月13日から午前に限り、母親と屋外の別々の場所で過ごし始めていた。年内に終日別居とし、単独で暮らすようにする予定。

 上野動物園によると、シャンシャンは別居が始まっても落ち着いた様子で、タケを食べる量も増えている。20日の体重は37・2キロだった。


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