2018年11月19日 17:38 | 無料公開
閉園したスペースワールドで、解体工事が始まったスペースシャトル「ディスカバリー号」の原寸大模型=19日午後、北九州市(共同通信社ヘリから)
昨年末に閉園した北九州市のテーマパーク「スペースワールド」のシンボルだったスペースシャトル「ディスカバリー号」の原寸大模型を解体する工事が19日、始まった。開園中は高さ約60メートルの雄姿が人気を集めたが、見納めとなる。
解体に向け、この日は作業員がシャトル後方にクレーンでネットをつり上げたり、別のクレーンでシャトル最上部に放水したりした。工事は12月中旬までかかる見通し。
シャトルは、スペースワールドが閉園前に10億円で譲渡するとしたが希望者は現れなかった。北九州市も保存を検討し、必要な費用を試算したが、10億円以上かかると分かったため断念した。