台湾、与党必死のてこ入れ 統一地方選ラストサンデー

台湾・澎湖県長選の陳光復候補(左から2人目)を応援する民進党の蔡英文党主席(同3人目)と頼清徳行政院長(左端)ら=18日(中央通信社=共同)

 【高雄、台北共同】台湾の次期総統選の前哨戦となる統一地方選は18日、選挙期間中最後の日曜日となり、苦戦している台湾独立志向の与党、民主進歩党(民進党)は総統の蔡英文党主席(党首)が離島の澎湖県、中部南投県を回り候補者のてこ入れをした。

 一方、善戦している最大野党、国民党の呉敦義主席は馬英九前総統と共に嘉義市で中南部地域の4首長選候補を集めて「必勝の集い」を開催した。

 蔡総統は澎湖県で「前回、民進党にチャンスをくれたことに感謝する。改革を続けさせてほしい」と述べ、続投を目指す陳光復県長への投票を呼び掛けた。


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