2018年11月17日 06:53 | 無料公開
【ニューヨーク共同】国連総会第3委員会(人権)は16日、ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャへの迫害を強く非難する決議案を採択した。昨年の「深い懸念」を表明した決議から、ミャンマー政府への批判を大幅に強めた。ミャンマーを支援して自発的取り組みを促すべきだとする立場の日本は、昨年に続いて棄権した。
決議案は欧州連合(EU)とイスラム協力機構(OIC)が主導して提出。142カ国が賛成し、ミャンマーを一貫して擁護している中国やロシアなど10カ国が反対、26カ国が棄権した。12月に国連総会本会議で正式に採択される見込み。