秋田の弁護団、提訴検討 ジャパンライフ被害で

秋田県湯沢市で開かれたジャパンライフの被害者説明会=16日午後

 磁石が埋め込まれたネックレスやベルトなど「磁気治療器」の預託商法を展開し、巨額の負債を抱えて破産したジャパンライフ(東京)を巡り、秋田弁護士会の有志でつくる弁護団は16日、同社元役員らに対する損害賠償請求の訴訟を秋田地裁に起こすことを検討していると明らかにした。

 秋田県湯沢市で開いた被害者説明会で言及した。弁護団によると、県内の被害者は300人以上、被害総額は約20億円とみられる。県警も情報収集を進めているもようだ。

 弁護団は、12日に東京都内で開かれた債権者集会の内容を説明。同社の契約者ら約30人が耳を傾けた。


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