ロッテが秋季キャンプ打ち上げ 井口監督「質が上がった」

秋季キャンプ最終日に走塁練習を見守るロッテの井口監督=千葉県鴨川市

 ロッテは16日、千葉県鴨川市で行っていた秋季キャンプを打ち上げた。井口監督は「それぞれ違う課題に対して100パーセントで取り組んでくれた。今年は強化選手に絞って質が上がった。いいキャンプだった」と満足そうに語った。

 途中で台湾に遠征しての3試合を挟み、約2週間、基礎練習を徹底して行った。最終日は少しでも早く次の塁へ到達できるようにライン取りを意識した走塁練習を行い「走塁はベース。使わない手はない」と来季も走りを重視する考えだ。

 現役を引退してすぐに監督となり、1年目は5位だった。「いいも悪いも経験。積み重ねて来季に生かす」と意気込んだ。


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