2018年11月16日 13:02 | 無料公開
米カリフォルニア州の山火事の焼け跡を捜索する人々=15日(AP=共同)
【ロサンゼルス、ワシントン共同】米西部カリフォルニア州の山火事で、地元当局は15日、州全体の犠牲者が計66人になったと発表した。サンフランシスコ北方ビュート郡で少なくとも63人の死亡が確認された。ロサンゼルス郊外では3人が死亡した。
ビュート郡の山火事の死者は同州史上最多で日々犠牲者数が増えている。当局は同郡の安否不明者が約630人に上ったと明らかにし、さらに被害が拡大する可能性を示唆した。これまでは約200人が不明としていた。避難するなどして連絡が取れない人も含まれるとみられる。
ホワイトハウスは15日、トランプ大統領が17日に同州を訪れると発表した。