2018年11月14日 20:33 | 無料公開
【カイロ共同】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、サウジアラビア王室を批判していた記者が殺害された事件の音声記録について「サウジのムハンマド皇太子と殺害を結びつけるものではない」と述べた。訪問先のシンガポールでの発言としてAP通信などが伝えた。
米紙ニューヨーク・タイムズは音声記録の内容として、殺害の実行犯が現場から皇太子の側近に電話し「行為は終わった。ボスに伝えて」と話したと報道。皇太子の関与を濃厚に示す証拠と位置づけた。
ボルトン氏は、音声記録を聞いた当局者らの分析では「そうした結論には至っていない」と指摘した。