東証、午前終値2万1784円 続落、中国景気に懸念

 14日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。14日午前発表の中国国家統計局の主要経済指標が個人消費の減速を示す内容になり、中国景気への懸念から売り注文が出た。ただ朝方には、13日の大幅下落で割安感が出た銘柄への買い戻しが優勢になり、上げ幅が100円を超える場面もあった。

 午前終値は前日終値比26円35銭安の2万1784円17銭。東証株価指数(TOPIX)は0・11ポイント高の1638・56。

 13日は、米アップルのスマートフォン販売が減速するとの観測から取引先の電子部品、半導体関連株が下落し、幅広い銘柄に売り注文が及んだ。


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