2018年11月13日 20:38 | 無料公開
アパレル大手のワールドが13日発表した2018年9月中間連結決算は、売上高に当たる売上収益が前年同期比1・5%増の1171億円、純利益は14・3%増の33億円で増収増益となった。非アパレルの投資事業やデジタル事業が好調だった。
投資事業では4月に「ラグタグ」を運営する古着販売会社を買収、事業の多角化を推進し好業績に貢献した。一方、アパレルを扱うブランド事業はショッピングセンターで展開する中低価格帯の一部のブランドが苦戦した。
都内で記者会見した上山健二社長は「(買収先では)越境EC(電子商取引)を含む外国人のお客さまを順調に取り込めている」と強調した。