私生活でも正反対? 「ビブリア―」共演の2人

イベントに登場した黒木華(左)と野村周平=東京都内

 俳優の黒木華と野村周平が東京都内で、映画「ビブリア古書堂の事件手帖」(11月1日公開)のPRイベントに登場。本に人一倍の情熱を持つ古書店主と、トラウマから本が読めなくなった青年という、活字への距離感が対照的な役柄を演じた2人だが、私生活でも趣味や趣向は正反対のようだ。

 鎌倉で小さな古書店を営む主人公(黒木)が、本を巡る謎解きに挑む物語。野村は過去の体験から活字恐怖症になった青年を演じる。

 役柄同様に「トラウマはあるか?」と聞かれた野村は「未来のこととかいろいろ想像してしまい1人は怖い。男友達と家で過ごし、俺が寝たい時に帰ってもらいたい」と寂しがり屋な一面を披露。

 そんな野村にアドバイスを求められた黒木だが「分からない。1人が好きだから」ときっぱり。1人の時は映画鑑賞や読書をして過ごすという。

 書店主が2人に本をプレゼントする企画では、本好きを自任する黒木に歴史を扱った本がお薦めされた。黒木は「たくさん本を読みたい」と速読の方法まで教わった。

 多趣味で知られる野村だが、「僕は本当に本を読まない」と告白。1時間程度で読めるというエンターテインメント小説を贈られると、「これくらいの分量でも1週間くらいかかりますよ」と笑わせた。


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