2018年10月20日 12:33 | 無料公開
JR北海道の島田修社長は20日、道庁で開かれた会合で、来年10月に運賃を値上げする意向を表明した。経営改善の取り組みとして消費税の増税に合わせ、実質40億円規模の増収になるとしている。
不採算路線の見直しを進めているJR北海道と、道、国土交通省など6者会合で明らかにした。
同社は国からの支援継続を前提とした2023年度までの収支見通しも公表。今期は地震による減収の影響で同社単体での純損失が23億円拡大し、202億円の赤字になるとした。
島田社長は「地域やご利用の皆さまのご理解をいただくよう努めたい」と述べた。