2018年10月20日 06:32 | 無料公開
【カイロ共同】シリア人権監視団(英国)によると、シリア東部デリゾールに残存する過激派組織「イスラム国」(IS)の支配地域で18〜19日、米国主導の有志連合による空爆があり、市民やIS戦闘員ら46人が死亡した。うち30人以上が女性や子どもを含む市民で、多数のけが人も出た。
空爆はデリゾールの同じ町で2回行われた。AP通信によると、この地域に住んでいた約130世帯の家族が先週、ISに誘拐された。
DPA通信によると、シリア東部では、米軍が後押しするクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」が9月からIS掃討の最終作戦を実施し、約350人の戦闘員が死亡した。