シリア東部空爆で46人死亡 有志連合、IS掃討狙い

 【カイロ共同】シリア人権監視団(英国)によると、シリア東部デリゾールに残存する過激派組織「イスラム国」(IS)の支配地域で18〜19日、米国主導の有志連合による空爆があり、市民やIS戦闘員ら46人が死亡した。うち30人以上が女性や子どもを含む市民で、多数のけが人も出た。

 空爆はデリゾールの同じ町で2回行われた。AP通信によると、この地域に住んでいた約130世帯の家族が先週、ISに誘拐された。

 DPA通信によると、シリア東部では、米軍が後押しするクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」が9月からIS掃討の最終作戦を実施し、約350人の戦闘員が死亡した。


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