2018年10月19日 18:34 | 無料公開
兵庫県宝塚市の中川智子市長
同性カップルをパートナーと認める公的証明書を交付している兵庫県宝塚市は19日、証明書のあるカップルの市営住宅入居を11月から受け付けると発表した。性的少数者(LGBT)が暮らしやすい環境づくりの一環。市は「一歩ずつ障害を取り除きたい」としている。
市によると、カップルを婚姻関係と同等と認め、年2回の入居募集に申し込めるようにする。入居時までに証明書の提出が必要で、収入基準などの条件は他の入居者と同じ。
中川智子市長は記者会見し「(同性カップルが)当たり前に暮らせることを目的としている。民間にも理解を広めていきたい」と話した。