新人医師の研修、地方58% 19年度、過去2番目の高さ

 新人医師が医療現場で指導を受ける臨床研修制度で、厚生労働省は18日、東京、大阪など大都市がある6都府県を除いた地方の病院で2019年度から研修することが内定した人の割合が58・5%だったと発表した。過去最高となった前年度(58・9%)から0・4ポイント下回り、2番目の高さ。

 新人医師の研修先は医学生側の希望と各病院の募集条件とのマッチングで決まるが、厚労省は特定地域に偏るのを防ぐため、都道府県ごとに募集定員の上限を設けるなど適正配置を図っている。

 厚労省によると、研修希望者9816人のうち研修先が内定したのは9202人だった。


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