2018年10月18日 11:07 | 無料公開
出水平野に飛来したナベヅル=18日午前、鹿児島県出水市(鹿児島県ツル保護会提供)
国内最大のツルの越冬地、鹿児島県出水市の出水平野に18日、ナベヅル2羽が今季初めて飛来した。昨年より4日遅いが、例年並みの訪れとなった。
県ツル保護会によると、午前6時40分ごろに地元住民が発見し、連絡を受けた保護会のメンバーが約40分後に干拓地で確認した。
出水平野のツルは国の特別天然記念物に指定されており、1万羽を超すツルが飛来する「万羽鶴」が昨年まで21年続いている。
出水市にあるツルの博物館「クレインパークいずみ」の松井勉館長は「無事に飛来が続いてほしい」と話した。