貿易収支、6期連続黒字 上半期、原油高で88%減

輸出入のコンテナが並ぶ東京港=7月、東京都江東区

 財務省が18日発表した2018年度上半期(4〜9月)の貿易統計(速報、通関ベース)は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が2220億円の黒字となった。年度半期ベースでの黒字は6期連続だったが、黒字額は前年同期比88・1%の減少となった。輸出が前年同期比5・2%増となったが、原油価格の上昇などの影響を受け、輸入額は10・0%増えた。

 輸出は40兆3657億円で、半導体製造装置や自動車が増えた。輸入は40兆1437億円で、原油や液化天然ガス(LNG)が寄与した。


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