競技団体に定期検査導入へ スポ協、加盟を更新制に

日本スポーツ協会のロゴ

 2020年東京五輪を前にスポーツ界で不祥事が相次いでいる事態を受け、日本スポーツ協会が競技団体の運営を定期的に検査し、加盟を更新制とする新制度の導入を検討していることが13日、分かった。統括団体として各団体の財務状況やガバナンス(組織統治)、コンプライアンス(法令順守)のチェックを徹底し、問題を未然に防ぐ狙い。更新は4年ごととする案が軸で、来年3月の導入を目指す。

 国民体育大会の開催や指導者養成、有望選手の発掘などスポーツの普及・振興を担う日本スポーツ協会には現在、59の競技団体が加盟している。


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