2018年9月26日 10:16 | 無料公開
25日、国連総会で演説するイランのロウハニ大統領=ニューヨーク(UPI=共同)
【ニューヨーク共同】イランのロウハニ大統領は25日、ニューヨークの国連総会で演説し、トランプ米政権が核合意離脱後の8月に再発動した対イラン制裁について「経済的なテロであり、発展する権利の侵害だ」と非難、制裁解除を要求した。トランプ大統領はイランを「世界有数のテロ支援国家」などと批判、各国に制裁に従うよう呼び掛けた。
世界各国の首脳が一堂に会す国連総会で、米国とイランが互いを鋭く非難し合う展開になった。両国が歩み寄る機会と期待する声もあったが、根深い対立の構図が浮き彫りになった。