苫東厚真2号の再稼働を延期 機器に不具合で10月中旬に

苫東厚真火力発電所

 北海道電力は23日、地震で停止し21日に試運転を始めた苫東厚真火力発電所2号機(厚真町、出力60万キロワット)の機器の一部に新たな不具合が見つかり、今週前半を予定していた再稼働が10月中旬以降に遅れると発表した。

 北海道電によると、燃料の石炭を効率よく燃やすため粉砕する「微粉炭機」と呼ばれる機器の温度管理に問題が生じたという。点検と清掃作業が3週間程度かかる見通しだ。


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