「米国第一」国連で再び主張へ トランプ大統領、25日総会出席

2017年9月、国連総会で演説するトランプ米大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は23日、国連総会出席のためニューヨーク入りする。25日に大統領就任以来2度目の一般討論演説に臨み、米国第一主義に基づき主権保護を最優先する考えを訴え、イラン核合意離脱や中国との貿易戦争を正当化する見通し。

 オバマ前政権が推進した国際協調主義とは異なる姿勢に、グテレス国連事務総長は米メディアで「米国抜きで国際的な問題を解決する方法はないが、米国のソフトパワーは落ちている」と指導力低下に懸念を示した。

 ヘイリー米国連大使は20日の記者会見で、トランプ氏の演説では、価値観を共有できる国々との関係構築を訴える、とした。


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