両陛下、豪雨の被災者を励ます 愛媛・広島県を訪問

愛媛県西予市を訪れ、西日本豪雨の被災者を見舞われる天皇、皇后両陛下=21日午後(代表撮影)

 天皇、皇后両陛下は21日、空路日帰りで愛媛県西予市と広島県呉市を訪れ、西日本豪雨の被災者を見舞われた。陛下は「随分怖い思いをされたでしょう」「がんばってください」と励まし、皇后さまは「少しは落ち着かれましたか」と、仮設住宅で不自由な暮らしをする人々を気遣っていた。

 特別機で愛媛県入りした両陛下は、松山空港から陸上自衛隊のヘリコプターで5人が亡くなった西予市へ。氾濫した川や壊れた家などを視察し、市長から被災状況を聴いた。

 続いて仮設住宅を訪問。集まった約100人の住民らに災害発生時の様子などを尋ねながら「大変でしたね」「よくご無事で」と語り掛けていた。


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