米、イランと交渉に意欲 核とミサイル対象に

 【ワシントン共同】米国務省のフック・イラン担当特別代表は19日、ワシントン市内で講演し、イランの核開発と弾道ミサイル開発をともに制限対象とする条約を結ぶため、イランと交渉したい考えを表明した。ロイター通信が伝えた。

 イランのロウハニ大統領は25日からニューヨークで開かれる国連総会一般討論に合わせて訪米する予定。トランプ大統領はロウハニ師に首脳会談に応じるよう呼び掛けているが、フック氏はイラン指導部が米国との対話に関心を見せていないとして首脳会談などは困難との見方を示した。

 ロウハニ師は昨年の国連総会の際にも、米側からの会談要請を拒否したとされている。


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